ルノアール

「オアシス」喫茶室ルノアール 新小岩店

京成高砂駅から散歩をしました。
駅を出て西に歩くと、中川と新中川の分岐地点に出ます。

上流から下流を望むと、船が浮かんでいる左手が新中川、スカイツリーが見える右側が中川です。
新中川は中川放水路と呼ばれていたことがあり、治水工事で開削され、このまま下ると旧江戸川と合流します。

今回は右手川沿いを歩き、中川と綾瀬川の合流地点まで歩きます。

2018年の夏は大変な猛暑です。

川岸に出ると風はありますが、それでも暑いです。護岸が耐震工事されたのは数年内のようで、柵やベンチは新しいです。

対岸の住宅。

対岸の集合住宅。

ちょうど合流地点までの半分の位置にモスバーガーがあるので休憩します。もう汗だくです。

また歩き出します。この炎天下、ジョギングやスケボーをする人もいますが、基本的に人はいません。

首都高が見えてきました。もうすぐ合流地点です。

やっと中川と綾瀬川の合流地点。上平井水門です。
船が門を通過するときにサイレンが2度鳴ります。
中川はこの先でさらに荒川と合流することになります。

なんとなくこれで終わり気分だったのですが、ここから新小岩駅周辺まで歩くのが一番しんどかったです。川沿いに比べてさらに暑いように感じました。あとサンダルで来たのは失敗だったかもしれない。

やっと新小岩あたり。湯上りのように汗だくです。足も痛い。

ついに『喫茶室ルノアール 新小岩店』に到着です!
砂漠でオアシスを見つけたような、救われたという気持ち!
1Fが書店、2Fがルノアールという並びもいいですね。

新小岩店はフランチャイズチェーン店ではなく、ボランタリーチェーン店です。
ボランタリーチェーンは、もともと独立した喫茶店が連携して店名や仕入れを共有することでコストカットを図る事業形態のことです。
フランチャイズチェーンでは本店と加盟店が組織を作りますが、ボランタリーチェーンでは加盟店同士が組織を形成します。

加盟店は内装やメニューなどで独自のカラーがあり、上の写真のように新小岩店では日替わりライスセットなど、フードメニューも充実しています。

これもひとつの拡大路線ではあったのですが、現在はより効率の良いフランチャイズチェーンによる新店舗進出のみを行なっているので、今後ボランタリーチェーンの新店舗が生まれることはありません。

店内はまさに昭和の大箱喫茶店が生きた化石として残っており、べつに猛暑のなかを2時間半とか歩かなくても間違いなくオアシスです。

色とりどりのソファ、窓際の段差、緩やかに湾曲した長いソファの大型ボックス席、入り口付近の庭園風のあしらい、足元まで伸びるガラス窓、そこから見える新小岩駅前の広場と電車のホーム。ぜんぶ素晴らしい。。

店舗詳細 モスバーガー 京成立石店

店舗詳細 喫茶室ルノアール 新小岩店

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パンパ梅田
パンパ梅田
ルノアールに入り浸る男。左のプロフィール写真は、景色がいいはずの展望台に行ったのに靄がかかって何も見えなかった時のセルフタイマー。